スー過去

【地方上級】合格のためのスー過去の使い方【公務員試験】

独学で公務員試験合格を目指す方なら誰でも知っている「スーパー過去問ゼミ」通称:スー過去。公務員試験に関する書籍やサイトにおすすめとして必ずと言っていいほど挙げられている参考書です。

私もほとんどの科目をこのスー過去で揃えました。揃えたはいいがじゃあこのゴッツイ本をどう使うのか…。はじめはわからずモヤモヤしていましたが、続けていくうちに使い方を理解し実際合格もできたので今回は1つの正解として私の方法をお伝えしたいと思います。

公務員試験の参考書といえば「スー過去」

まずはスー過去の構成や1周読むのにかかる時間について書いていきます。他の人がどれくらいのペースで読んでいるのか…気になっている方の参考になりますように。

スー過去はどんな参考書?

どうやらこのスー過去、シリーズ累計350万部売れているみたいですね。すごい…。ソフトカバーでページ数は科目にもよりますがだいたい450ページ前後。

各章ごとの構成は以下の通りです。

  1. 必修問題
  2. レジュメ
  3. 実践問題
  4. 解答

必修問題およびレジュメで基礎知識を学び、その後問題を実践していく流れです。レジュメ部分が要点が非常によくまとめられており評価が高いです。

スー過去1周にかかる時間は?

私ははじめスー過去を1周するのに13時間ほどかかっていました。速読も出来ず文章を読んでいる時は同時に脳内で音読してしまうタイプなのでかなり遅い方かと思います。

このペースでは間に合わないと思い、なるべく時短かつ記憶に定着させることを意識し私は以下のようにスー過去を使うように変えていきました。

スー過去の使い方

線を引かない!

重要点にアンダーラインって引きたくなりますよね。あれ、やめましょう。スー過去に書いていることは全部重要ですから。線を引いている時間ももったいないです!

正文化しない!

よく出てくるのがこの正文化。正文化とは問題文の誤答選択肢を直接正文に書き直す方法です。これも一切やりませんでした。

狭いスペースに文章を書いていくのは時間がかかりますし、見た目も汚い。また、繰り返し読んでいくうちに頭の中で正文化が出来ていくので、その方がどこが間違っていて何が正しいかきっちり記憶に定着します。

ノートを作らない!

「覚えづらいポイントはノートに書いて覚えよう」も悪手です。そのノートを読み返す時間が生じることを考えたらスー過去を読んだ方が効率的です。シンプルに勉強しましょう。

国般・国総の問題は一切読まない!

私たちが目指しているのは地方上級公務員試験の合格です。スー過去の実践問題には国家一般職や国家総合職の問題も載っています。これらは問題文の難易度が格段に上がりますし、実際の試験でも地方上級レベルまでの問題で十分だったので飛ばしましょう。

ひたすら読む!

あとはひたすら読むことです!私はメイン科目に関しては6回繰り返し読みました。これまで挙げた「線をひかない・正文化しない・ノートを作らない・国般国総の問題は一切読まない」は不安を膨らませる行為かもしれません。

でも大丈夫です。なぜなら6回も繰り返し読むから。他の作業を一切なくしスー過去を読むことだけに集中し繰り返すことできっちり記憶に定着します。

ちなみに6回全てをはじめから最後まできっちり読むわけではありません。この点はまた記事を書きたいと思います。

スー過去を使って合格しましょう!

1冊だけでも分厚いのに各科目揃えるとなると気が遠くなるスー過去。でも私はスー過去がなかったら地方上級公務員試験に独学で合格できていませんでした。これは間違いなく言えます。

わかりやすく試験に沿った実践的な問題が掲載されたスー過去を自分のものにしてみなさんも地方上級公務員試験に独学合格しましょう!

▼私がどの科目をスー過去で揃えたかも全て載せてあります

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